高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

 現代の家族は変容しています。「家族ってこういうものじゃないの?」と多くの人は自分の家族がモデルというか基準になっていますが、世の中は変化していて、あたりまえの家族像は歴史的なものに過ぎません。日本でもサザエさんの家のような拡大家族の方が主流でしたが、1960年代からは核家族が増え、現在では単独世帯や夫婦のみが増えていますし、母子世帯、父子世帯も増えています。そのことによって孤独死やDV、格差など孤立化する人々の諸問題が発生しています。家族の形態が変化する原因は、主に産業構造の変化、単純にいえばかつて農家は一家総出で農作業し、食い扶持を確保する必要がありましたが、勤め人が都市部へ働きに出るようになれば家族のメンバーは少なくて済みます。景気が悪くて失業していれば家族内の軋轢が増え、悪循環が生じます。
 家族の形は歴史的に相対的なもので「正しい家族」の形はないのだとしても、少子高齢化が進むこの国にあって、現状ではどうなっていていて、どういう社会制度が求められているのかを考えながら問題を解いてみてください。問題が家族が抱える問題をよく照らしています。
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 脳死は人の死か、生殖補助医療(代理出産や生死、卵子の代替)、尊厳死など生命倫理は、是非を論じれば簡単には答えが出ません。小論文のテーマになりますし、そもそも人の命の扱い方を変化させていく力を持った技術です。本当は考えると面白い是非を問う出題は共通テストではありません。個別試験ではあり得ますが。そうではなくて、ここでは、現時点ではどういう制度や現状があるのかを知って欲しいと思います。
 脳死・臓器移植問題については臓器移植法、法律の内容が頻出です。
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表面はNo37と同じ問題、復習です。
裏面は生命倫理、遺伝子に関わる問題は、自分なら着床前診断や男女産み分け、クローンからの移植用臓器を使うかを考えながらの方が理解が深まるかもしれません。
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