高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。


今回の単元は、陽明学と老荘思想を理解します。
No9(第9回)の朱子と、今回の王陽明は少しやっかいです。それぞれ性即理と心即理、理気二元論と理気一元論という言葉は覚えられても、その意味する内容がわかりにくいです。対照させたり、混同させたりの出題になるでしょう。これについても問題を解くことで理解した方が早いです。

一方、老荘思想は自然のまま、ありのまま。人為を嫌います。こちらも他の諸子百家と対照、混同させる出題もありますが、老子と荘子の違いも明確にして下さい。
受験勉強をしていると、「大道廃れて仁義あり」とか、心斎坐忘、逍遙遊の境地には惹かれるものがあるでしょう。
でも、大学受験が終われば、「自由すぎて怖い」毎日が待っています。その時のために…

10朱子学、老荘

政府や地方自治体が、一定の収入(歳入)を得て、支出(歳出)することを財政といいます。
ここでのポイントは、歳出面では何に使われていて、どう推移してきたか。歳入面では租税や公債の種類を理解することです。財政は集め、使うことを通じて3つの機能を果たしています。「財政の3つの機能」を整理ながら把握しましょう。

余談ですが、古代の日本で租庸調を徴収し、都を造営していたことは財政政策だったでしょう。不輸、不入の権は今でいえばタックスヘイブンになるでしょうか。茶条例を課そうとしたことが独立戦争に結びついたように、課税はマグナカルタや権利請願、権利章典などで「勝手に課すなよ」と記されています。
財政は政治を左右してきた出来事なのです。

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今回は孔子よりあとの儒学を理解します。
孟子、荀子、朱子、王陽明、(董仲舒)が出てきます。このうち、董仲舒は、孟子が整理した四徳(仁・義・礼・智)に「信」を加えて五常にした人です。

最も細かくてやっかいなのは、孔子の考えを整理した孟子です。孟子のキーワードとその意味を他と混ざらないように区別するのがポイントです。
09孟子と荀子
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