高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

2018年04月

例えばシリアでおきていること一つとっても、冷戦が終わった現代でもアメリカとロシアの対立が影響を及ぼしています。冷戦を理解することは、現代を理解することにつながります。

いつ、どこで、何があったのか混ざらないように整理しましょう。

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今回の単元は、青年期の特徴と防衛機制です。

 受験勉強としての倫理は、「人・キーワード・内容」を結びつけることが早道です。
 例えば、「マズロー・欲求階層説・欲求は跳び箱のような5つの階層をなしていて、一番下の段は…」というような結びつきです。人とキーワードは結びつきやすいのですが、内容があいまいになりがちです。
 受験勉強としてはそういう面があるのですが、今まさに青年期のみなさんですから、「あるある」と納得しながら、日常と結びつけながら理解していった方が楽しめます。
 防衛機制も同じ、「あのときの私はあれは合理化だ」、「そういえば小学校の時、好きなあのコに意地悪してたのは反動形成か」と単に暗記ではなく、使える用語として理解しましょう。

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 国連とは、国際紛争が起こったら何ができるのか、終わったら何ができるのかを理解します。

 国連憲章には、紛争が起こった場合の手続きが第6章と第7章に定められています。日本国憲法と同じように取っつきにくい文章ですが、確かに手続きが定められてます。ただし、よく読み込むとあえて曖昧な表現にしてあるところもあって、設立時の主要国のせめぎ合いもうかがえますし、曖昧さは国連の課題でもあり可能性でもあるのです。
 PKOについては国連憲章には定められていません。また第51条には個別的自衛権や集団的自衛権があることが定められています。ただ、但し書きも付いています。「安保理が‥必要な措置をとるまでの間」だけその権利があります。日本国憲法の第9条の解釈は「じゃあ、集団的自衛権があって当たり前じゃん」ととらえることもできますが、それを国連憲章が認めていても日本ではあえて使わない、使えない、という選択を解釈改憲されるまではしていましたのです。

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 今回は国連と国際連盟の違い、国連の組織を理解します。
 国連の主要組織の役割や決定手続きを、その決定が法的拘束力を持つのかを区別しながら理解して下さい。

 それらを理解していくと、例えば国連総会での決定は(例外以外は)法的な拘束力がありませんから「国連って、役に立つの?」、「実際にできることは多くなくない?」と幻滅に似た感情を抱きます。そうした理解は、中学生の時まで持っていた「イメージとしての国連」から離れつつあることを示します。その上で、未来へ向けて国連の可能性を見いだしてほしいのです。大学もイメージを脱するための出題をしています。

「国連の安全保障理事会の表決手続きを説明しなさい」(中央大学)
「国連安保理において既存の常任理事国が持つ拒否権とは何かを、句読点を含めて20字以内で説明しなさい。」(学習院大学)

 経社理や総会で設立された機関にはアルファベットもたくさん出てきます。例えばUNESCO(国連教育科学文化機関)は、国連(UN)の教育(Education)、科学(Science)、文化(Culture)の機関(Organization)です。英単語の学習にもつながると考えて下さい。

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