高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

2018年05月

冷戦の対立中、別の動きの萌芽がありました。一つはアジア・アフリカ諸国の独立で、非同盟主義や反植民地主義など大国を牽制する動きを見せます。もう一つはスターリン批判にともなう中ソ対立、それによる米中接近など「アメリカ陣営対ソ連陣営」という図式にとどまらない動きが出たことです。多極化と言います。ECの結成もそこに位置づけられます。それに対して米ソは対応に迫られ、デタントを迎えます。page001
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今回の単元は、冷戦時の紛争や事件を見ていきます。
アメリカとキューバはわずか150㎞しか離れていない隣国ですが、国交を回復したのは2016年のことです。
中国と台湾、韓国と北朝鮮、東欧と西欧など、現代の世界が抱える課題はこの時期から準備されています。

「政経は歴史と違って流れがないので、気持ちがわかない」と言います。歴史でまだ学んでいない単元かもしれませんが、夏から秋にかけて政経と歴史がつながります。両方の側面から理解できれば立体的にわかりますので、今は我慢が必要かもしれません。

「韓国と北朝鮮は同じ民族である。将来的に統一すると仮定した時、どのような課題があるのかそれぞれの政治体制を念頭に述べなさい」

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今回はアリストテレスです。
彼は徳、友愛、正義、事物の本質(形相と質料)などを分類した人です。『ニコマコス倫理学』や『政治学』が主著ですが、『動物学』では500以上の生物を観察し「生物学の祖」とも言われるほどです。それほど分類好きです。
それもあって、ポイントは徳や正義の分類を区別することです。

M・サンデルは『ハーバード白熱教室』や『これからの「正義」の話をしよう』でアリストテレスをよく引用します。
アリストテレスが分類した配分的正義や調整的正義の考え方は、例えば「マイケルジョーダンの報酬は適切か」、「歴史的に不利な境遇におかれた黒人を、大学入試で有利にあつかうアファーマティブアクションは適切か」など、現代の諸課題を考えるのにも役立ちます。
同じように「人間はポリス的動物である」という考え方は、例えば「過去に自国が起こした過ちを、過ちが起きた時点では生まれていなかった者に責任はあるか」をアリストテレスなら「ある」と言うでしょう。

考えはじめると結構楽しいです。たぶんそうやって考えていることが哲学なのです。
ただ、深入りしすぎると受験勉強がはかどりませんので、ほどほどに。

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今回の単元は、ソクラテスとプラトンです。
プラトンがソクラテスについて記述した著書、『パイドン』や『クリトン』、『ソクラテスの弁明』などを読むと、ソクラテスと問答した人は、彼が納得いくまで質問してくるので、さぞ疲れただろうと思います。それほどソクラテスは本当のことを求めていたのです。

ソクラテスの言っていることは難しくはありません。ポイントはプラトンのイデア、そして魂の三部説(四元徳)とそれを国家に応用した理想国家です。
これらは現代の私たちの考え方と違うので、最初は取っつきにくいかもしれません。
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今回の単元は、神話から人間の理性(ロゴス)に基づいて真理を見出そうとした初期の哲学です。
自然や万物の生成から、根源を問うていますので、まるで理科のようなので自然哲学と呼ばれます。
ポイントは、各人の述べたアルケーを区別することです。

羅列的になりがちですが、このような単元は他にありません。ずっとこれが続くわけではありませんから、
ここは我慢が必要です。

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