高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

2018年08月

 今回の単元は、宗教改革のあとの16世紀に活躍したモラリスト呼ばれるモンテーニュとパスカル、そしてイギリス経験論の代表者、ベーコンを理解します。
 時期的にはモンテーニュ、ベーコン、パスカルの順になります。のちに科学革命と称される、ガリレイやニュートンも生きていたこの時期、ベーコンには「知は力なり」という人間の優越性への楽観、人間中心主義が出てきます。4つのイドラは名称と内容を結びつけることが問題を解く上では必須です。
 のちのパスカルは、人間を「考える葦」と呼び、中間者として控えめというか、人間中心主義が現在ひきおこしている問題への警鐘を鳴らしている面があり、現代的な意義があります。
 ベーコンのポイントは、イドラの種類と内容、帰納法の方法を理解することです。
12モラリスト、ベーコン
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 日本の財政は厳しい状態が続き、公債の残高(累積額、ストック)は1000兆円を超えました。コロナ禍で対策をとっているので、一層膨らむでしょう。
 国債のうち、赤字国債(特例国債)と建設国債は区別が必要です。それぞれいつから発行され、赤字国債の発行がゼロだった時期はいつなのかも出題されています。今後は、震災の復興債だけでなく、コロナ対策で発行された国債も、教科書や資料集のグラフ中に出てくる可能性があります。
 租税は、法律を制定することで課されることが憲法に明記されています(第84条)が、誰に対してどのくらい課税するべきかは、累進性や逆進性があるので単純には言い切れません。
 こんな問いを念頭に置きながら、理解していきましょう。

「日本の租税体系に関して、仮に所得税と法人税率を半減させ、消費税率を倍増させた場合、社会にどのような影響があると予測できるか、あなたの考えを述べなさい。」
「新たな租税を創設したい。公平性や中立性を確保した新たな租税を、その名称、何に対して、どのような税率で誰に対して課税するのか、その目的と影響にふれながらアイデアを述べなさい。」

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 今回の単元はルネサンスと宗教改革です。
 ルネサンスは人名・作品名・作品の内容の結びつきがどうしても羅列的になります。
 じっくり作品を読まないのにする暗記は苦痛かもしれませんが、例えば「トーマス・モアの『ユートピア』ね」という丸暗記が、将来何かの拍子に、暗記した著作を手にとって読んでみようとするきっかけになる可能性があるのです。暗記していなければ手に取る可能性はないと思います。
 ひと通り人名と作品名が結びついたら、どんどん問題を解きましょう。問題を解くことでよく問われる作品の特徴が見えてきます。世界史もとっている人は有利です。
 そういえば、ボッカチオの『デカメロン』は、ペスト蔓延下でつくられたそうです。コロナ蔓延下でも新しい、次の時代をつくるような何かが生まれるかもしれません。

 宗教改革のルターとカルヴァンの違い、そして彼らのプロテスタンティズムの歴史的な意義を位置づけたマックス・ウェーバーは必須です。
11ルネサンス、宗教改革
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 今回の単元は、陽明学と老荘思想を理解します。
前回のNo9(第9回)の朱子と、今回の王陽明は少しやっかいです。それぞれ性即理と心即理、理気二元論と理気一元論という言葉は覚えられても、その意味する内容がわかりにくいです。対照させたり、混同させたりの出題になるでしょう。これについても問題を解いて、間違えながらでいいので理解していった方が早いです。

 一方、老荘思想は自然のまま、ありのまま。人為を嫌います。こちらも他の諸子百家と対照、混同させる出題もありますが、まずは老子と荘子の違い、似ていて重なり合うけど違う部分を明確にして下さい。
 受験勉強をしていると、「大道廃れて仁義あり」とか、心斎坐忘、逍遙遊の境地には惹かれるものがあるでしょう。そんなふうに生きることができるのか?大学受験が終われば、「自由すぎて怖い」毎日が待っています。その時のためにも備えましょう。

10朱子学、老荘

この単元では、日本の金融の歴史を理解します。
金融機関は1980年代以降、国際的な競争にさらされるようになりました。一方で家計や企業にとっては金融機関は欠かせない存在です。金融機関は競争の中での安定、という難しい舵取りをしていますが、なぜ、どのような歩みや変化してきたのかを把握しましょう。のちの単元、日本の経済史が終わったら、もう一度見直すのがおすすめです。
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