20206月18 CS政経 No23、24 国際連合 今回は国連を理解します。国連は、中学生が理解しているような「世界政府」ではありません。国内なら法に違反すれば逮捕されたり、有罪になるなど強制力が加えられますが、国際的にはその強制力はあるにはありますが、十分に機能していません。P5の拒否権が示すように、優位な国もまた存在します。ここでも国連の問題点を理解しながら、それでも「国連ができることは何か」を探る視点を持つと理解しやすいでしょう。総会の一般事項と重要事項、安保理の手続き事項と実質事項(その他の事項)は区別が必要です。 タグ :国際連盟ウィルソン国際連合総会安保理信託統治理事会経済社会理事会事務総長拒否権非常任理事国
20206月18 CS政経 No22 国際法 今回は国際法を理解します。世界で何か問題が起きている時に、なぜ解決できないのか時に腹立たしく思うこともあるでしょう。その原因の一つが国際法の限界の問題があります。限界もありますができることもある。それを知ることによって、観念的ではなく、現実的な解決法を探ることができるのです。国際司法裁判所や国際刑事裁判所の限界は何でしょう。逆にできることは何でしょうか。 タグ :国際法グロチウスイェリネクウェストファリア条約主権国家主権国際慣習法条約戦時国際法平時国際法
20206月18 CS政経 No21、22 政党 今回は政党を理解します。主として日本の政党史です。政党史を学ぶのは苦痛だという生徒が多いです。国民のためなのかわからないような離合集散があって、意味を見出しにくいと言います。そういう部分は確かにあります。いっそのこと、こう考えてみたらどうでしょうか。冷戦の影響でこういう政党が支持を集め、高度成長や公害の影響でこういう政党が生まれ、震災のあとはこういう政党がまた支持を集め…と、冷戦や高度成長、震災など、その時代の特徴を知るため、と。ただ、これからも政党は続き、議院内閣制の日本では内閣を形成する、国民の代表の集まりです。国民に与える影響が大きいことも忘れないで下さい。 タグ :55年体制保守合同中道政党非自民連立政権革新自治体日本政党史名望家政党大衆政党包括政党
20206月18 CS政経 No19、20 選挙制度 今回は、選挙制度を理解します。過去の出題を見てみると、選挙の5大原則や小選挙区と大選挙区、比例代表制の長短、日本の衆参両院で用いる選挙制度、何が選挙違反にあたるのかが繰り返し出題されています。過去問で慣れていきましょう。このようなしくみを理解していくと、選挙結果は通常どの政党が勝ったのかに注目されがちですが、その背後にある制度の方が大事だということに気づきます。投票率×得票率で有権者の20%未満の支持しかなくても、議席の80%近くを占めることができるのです。 タグ :小選挙区性比例代表制中選挙区制小選挙区比例代表並立制重複立候補惜敗率拘束名簿非拘束名簿ドント式アダムス方式