ベーコンのイギリス経験論、デカルトの大陸合理論の継承者たちを学びます。
 イギリス経験論ではロック(あの社会契約説のロックです)、バークリ、ヒュームの3人。大陸合理論ではスピノザ、ライプニッツの2人。いずれもキーワード自体は単純で面白いことも言っていますが、内容は完全にはわかりにくいところもあります。問題を解いて学んだ方が早いです。
 一つだけ。ヒュームのキーワードは「知覚の束」。経験を重視するヒュームは、凝り固まって完成した我、観念のようなものはできるだけ想定しない。それより実感や印象の方を大事にします。私たち人間はともすれば「人間らしく」とか正義とか、「自分らしく」とか固定したものをつくりますが、ヒュームにとってはそれらは信念や習慣に過ぎません。「どうして私っていつもこうやってダメなんだろう」と悩むことはヒュームにとっては不要です。あの時や今までそうだったとしても、今、これからそうとは限らない。何かちょっと気分が軽くなる気がします。
倫CS23表
倫CS23裏
倫CS23②裏
倫CS23③裏