今回は国際分業の理論的な支柱である、リカードの比較生産費説を理解します。
 リカードの結論は「国際的に分業し、自由に貿易した方がお互いに得」です。その結論を客観的に数値で示した表が出題されます。近年の出題は単にある国が比較優位を持つという解答だけではなく、ある国が生産を増やした場合など、表中の数値を動かした上での解答を求めます。混乱さえしなければ単純な割り算です。時間が少しかかるかもしれませんがじっくり取り組みましょう。 
CSNo57表
CSNo57裏