今回の単元は、ヘレニズム期の思想と、宗教にはいってユダヤ教を理解します。

エピクロス派とストア派は、それぞれ快楽主義と禁欲主義という対称的な考え方をします。
ただし、よく見ていくとアタラクシアとアパティアは驚くほど内容が似ています。もっとよく見るとその後に与えた影響はだいぶ違いますが、大きな帝国ができて故郷やよりどころを失った人々が、個人的な心の平安を求めたことがわかります。
それはクローバリズムが進みナショナルなよりどころを失った現代人が、癒しや個人的な喜びを見出そうとする姿に似ています。一方で逆の動き、失われつつある結びつきや故郷の復活を求めて、ナショナリズムが台頭している姿も目立ちます。ヘレニズム期は「理性」という人間の共通点への信頼がありましたが、現代はどうでしょうか。

時期は全く異なりますが、ユダヤ教については、十戒と(旧約)聖書を、内容を見たら「あ、これはモーセの十戒」と判別できる状態にして下さい。

ヘレニズム、ユダヤ教
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