今回は、グラフや表を読み取ります。
 グラフや表は、見たことのあるものと全く同じものが出題されることはほとんどありません。
初めて見るグラフや表であることが多いので、受験生は対等です。答えがグラフや表中に含まれていることがほとんどですので、焦らず、時間をかけて読み取りましょう。
 その上で、歴史的な経緯や変化を聞かれることが多い折れ線グラフは、何か区別できる鍵がありますので、それを探すことです。例えば1997年はアジア通貨危機が起きています。2008年には世界金融危機が起きています。影響を受けやすい国の折れ線グラフが著しく動いているでしょう。
 示した例題のような「ゲームの理論」と「ローレンツ曲線」は頻出です。これらは受験で初めて解くのは得策ではありません。これらは資料をじっくり読み取るというよりは、慣れておいて反射的に解く出題です。
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