高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

タグ:ニクソンショック

 今回の単元は、戦後の国際経済の変遷を理解します。
 ポイントは、IMF、IBRD、GATTの役割の違いです。
 1929年からの世界恐慌時、各国はブロック経済を組みました。とするとたくさん植民地を持っている国は原料の輸入先と製品の販売先が確保できるので有利です。植民地をたくさんは持っていない国は植民地の再編成を求めて大戦につながっていきました。経済が戦争の原因だったのです。その反省を受けて、IMFとIBRDは為替を安定化させるため、GATTは貿易を自由化する(関税を下げる)ために設立されました。
 GATTの多国間交渉、ラウンドの内容も出題されます。ラウンドは全部で8回行われましたが、さすがに全部は覚えなくてもいい。ケネディラウンド、東京ラウンド、ウルグアイラウンドの3つは内容を把握することが必要です。
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 今回は、戦後の日本経済を、1985年のプラザ合意まで振り返る単元です。
 この時期は復興、高度成長、オイルショックとその対応と大きく3つの流れがありますが、日本経済のかかえていた強みや弱みも見えてきます。

 高度成長期に関しては、細かいところまで問われます。高度成長期の4つの好況期、神武、岩戸、オリンピック、いざなぎ景気に何があったのかを把握する必要があります。例えば『経済白書』に「もはや戦後ではない」と記述されたのはそのうちのどの好況期か、同じように所属倍増計画は、日本がOECDに加盟したのは、日本のGNPが西ドイツを抜いて世界第2位になったのはどの好況期か、など繰り返し出題されています。日本史を選択している人は一石二鳥ですが、地理の人も世界史の人も重なっている単元です。たくさんの課題を抱えていますが先進国である日本、その元がこの高度成長期ですから、出題も多くなりますし、途上国にとってはその高度成長の原因が知りたいわけです。ですからこんな問いを想定すると、理解しやすいかもしれません。

「途上国からの留学生にあなたはこう質問されました。何と答えるか述べなさい。『日本はどうやって高度成長したんですか?』」

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