高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

タグ:原初状態

 ロールズは現代において正義に関する理論を提唱した人物です。社会主義ではなく資本主義、自由主義の体制下で格差を是正するにはどうしたらいいのかロールズは考えましたので、極めて現代的な意義があります。
(2)の問題など以下の過去問を見てみると、それぞれが正義や他者との関係に関してどう考えてきたのか整理されています。あなたはどの正義や他者関係が現代社会にふさわしいと思いますか。
 後半はマザー・テレサやレヴィナスです。マザーは「最大の不幸は、誰からも必要とされていないと感じること」、レヴィナスは他者の他性に直面しないことと述べます。人がどう扱われるべきか、示唆に富んでいます。
倫CS33表
倫CS33裏

今回は、主にフランクフルト学派とロールズです。
このうち、フランクフルト学派のホルクハイマー(アドルノ)、ハーバーマスは、ナチズムを経験して理性に対する批判を展開します。それぞれ「理性をどうとらえたか」が異なりますので、区別しましょう。
ロールズは現代における正義を考えます。『正義論』の発行は1971年、相対的にアメリカの地位が低下する中で、社会主義でなく格差の是正を図り、また功利主義でなく少数者を救おうとする理論を生みました。
ロールズに対しては、自由至上主義(リバタリアニズム)やサンデルら共同体主義からの批判はありますが、現代社会においても影響力のある議論を展開します。
23ハーバーマス、ロールズ

23ハーバーマス、ロールズAd

23ハーバーマス、ロールズCha



このページのトップヘ