高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

タグ:弾力性

 今回は需要曲線、供給曲線を理解します。
 出題頻度の高い単元です。まず出題されると考えてください。丸暗記では解きにくい問題もあるので、グラフを見ただけで最初から問題を飛ばしてしまう人がいますが、損しています。共テは丸暗記ものは時間さえ費やせば誰でも解けるので、逆にココや次のGDP、リカードの比較生産費説の単元で差が出ます。自分にとってキツいと思う単元は、多くの人にとってキツい単元。この需要と供給は、とっつきにくいけど、コツをつかむとスラスラ解けるようになります。
 右上がり、右下がりが需給どちらの曲線か、傾きが急なのは生活必需品か贅沢品か、というような暗記で解ける出題は減っています。右シフトさせたり、政府が固定価格で買い上げたり、補助金を出すのはどんな線になるのかなど、簡単ではなくなってきました。でも、過去問をたくさん解いているうちにコツがつかめてきます。間違いやすいのが「需要と供給、どちらの曲線を動かすのか」です。最初は時間がかかっても、納得するまで考えてみることを勧めます。
CSNo36表
CSNo36裏
CSNo37表
CSNo37裏

 今回は、資本主義(市場)経済における価格や量のしくみ、需要と供給を理解します。
 需要曲線と供給曲線は必ず出題されると考えて下さい。しかも、需給曲線の「人気商品は価格が上がり、豊作なら価格は下がる」とか、曲線の傾きが急なら価格が大きく変わっても、横軸の量があまり変わっていないので生活必需品、なんていう基本的な問題は出題されなくなってきていて、もう少し難しくなっています。しかし、出題が予想できるので取り組む価値が見えやすい。
 曲線を移動、シフトさせたり、移動の原因や影響が問われます。たくさん問題を解いて慣れたい単元です。
 過去問は、CS(センターサンプル)のこちらのページにもあるので、下の基礎ができたら参照してください(CS政経 No36,37 需要と供給 : 高校 政経・倫政の補習講座 (myjournal.jp))。

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