今回は住民自治と地方の課題を理解します。
 地方自治体は、事務の面と財政の面で国(政府)との関係に課題を抱えています。
 国の財政も十分ではありませんので、「地方のことは地方で」という地方分権の方向は変わらないでしょう。地方は地方でリッチなところは少なく、しかも少子高齢化が進んでいます。どうしたらいいのかは難しい問題です。
 よって、住民の直接請求権や住民投票(レファレンダム)などの住民参加やアイデアは不可欠になりますから、その手続きに対する理解は必須です。例の「署名が~分の1以上で」という奴です。署名が集まればそれで動くのではありません(監査請求だけは動きます)。その署名が集まった後の手続きが大事です。

「住民投票条例に基づく住民投票を実施することには、長所と短所があるといわれている。その短所を40字以内で記述せよ」(早稲田大学)
「商店街が『シャッター通り』になる例が後を絶たない。原因に言及しながら、改善のためのアイデアを述べなさい。」

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