高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

タグ:道具的理性

 ナチスドイツを経験して、理性に対する反省が生まれます。ホルクハイマーとアドルノ(この2人はなかなか区別できない)、フロム、ハーバーマスらを著作と共に区別しましょう。
 気をつけてほしいのは、「権威主義的パーソナリティ」という言葉はアドルノの著作名でもあり、フロムのキーワードですし、「道具的理性」という言葉もホルクハイマーやアドルノの他に、のちに見るハーバーマスも使います。早とちりして判断しないようにしましょう。
倫CS32表
倫CS32裏



今回の単元はフランクフルト学派を学びます。
ナチスによって迫害を受けたユダヤ系の人々がフランクフルト社会研究所に集まりました。ナチスが引き起こした出来事は単なる感情ではなく、理性が中心に使われていたことから、理性に対する問い直し(批判理論)が含まれています。
26フランクフルト学派
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今回は、主にフランクフルト学派とロールズです。
このうち、フランクフルト学派のホルクハイマー(アドルノ)、ハーバーマスは、ナチズムを経験して理性に対する批判を展開します。それぞれ「理性をどうとらえたか」が異なりますので、区別しましょう。
ロールズは現代における正義を考えます。『正義論』の発行は1971年、相対的にアメリカの地位が低下する中で、社会主義でなく格差の是正を図り、また功利主義でなく少数者を救おうとする理論を生みました。
ロールズに対しては、自由至上主義(リバタリアニズム)やサンデルら共同体主義からの批判はありますが、現代社会においても影響力のある議論を展開します。
23ハーバーマス、ロールズ

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