この単元では、日本の金融の歴史を理解します。
 金融機関は1980年代以降、国際的な競争にさらされるようになりました。一方で家計や企業にとっては金融機関は欠かせない存在です。CMにも外資系やもともとは他業種をしていた金融機関が登場するようになってきましたが、金融機関は競争の中での安定、という難しい舵取りをしています。なぜ、どのような歩みや変化してきたのかを把握しましょう。
 大ざっぱな歩みは、
 ・1970年代までの護送船団方式
 ・1980年代のバブル経済
 ・1990年代の日本版金融ビッグバン
 ・2000年代の金融危機
 となります。そしてこの中に登場するカタカナの意味が理解できるかがポイントとなります。カタカナの例はBIS規制、ペイオフ、インフレターゲット、ゼロ金利政策、サブプライムローン、リーマンショックなどです。
 のちの単元、日本の経済史が終わったら、もう一度見直すのがおすすめです。
page001
page002