高校 政経・倫政の補習講座

大学入試に向けた知識、学んだことと生活を結びつける知恵を提供します。

タグ:ルソー

今回の単元は、青年期の特徴と防衛機制です。

 受験勉強としての倫理は、「人・キーワード・内容」を結びつけることが早道です。
 例えば、「マズロー・欲求階層説・欲求は跳び箱のような5つの階層をなしていて、一番下の段は…」というような結びつきです。人とキーワードは結びつきやすいのですが、内容があいまいになりがちです。
 受験勉強としてはそういう面があるのですが、今まさに青年期のみなさんですから、「あるある」と納得しながら、日常と結びつけながら理解していった方が楽しめます。
 防衛機制も同じ、「あのときの私はあれは合理化だ」、「そういえば小学校の時、好きなあのコに意地悪してたのは反動形成か」と単に暗記ではなく、使える用語として理解しましょう。

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 この単元は、社会契約説を唱えた3人の違いを区別することがポイントです。
 現代、国内外でことあるごとに問い直される、次のような問いを想定、妄想?すると理解しやすくなります。
 もちろんそれは変化しつつある新傾向の入試に対応するためでもあります。

「国家や政府は、何のためにあるのか」

「国民の何を守るための国家なのか」


「ホッブズ、ロック、ルソーはいずれも社会契約説を唱えたが、その思想にはかなりの開きがある。相違点を明らかにしなさい」(青山学院大学)

 ホッブズ、ロック、ルソーの考え方は、自然権や抵抗権、権利の平等として権利章典やヴァージニア権利章典、独立宣言などの条文に反映されています。諸宣言と考え方が結びつくと理想的です。
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